人間がへた

誰のためにもならないことだけ書きます。半径三メートルの出来事と、たまに映画と音楽。

2018-01-01から1年間の記事一覧

肉屋のキャラクターをさせられている牛や豚の悲哀たるや

よく焼き肉屋や肉系の居酒屋で牛や豚を店のビジュアルキャラクターにしているところがある。あれはどうなんだ。見かける度に思う。適当に画像を拾ってきたがこういうやつだ。 キャラクターにされている豚や牛もニッコニコしているが、お前わろてる場合かと思…

ヒロイン願望から逃れられない

ベルセルクのガッツとドロヘドロのカイマンが好きだ。 これだけで始めると「なんのこっちゃ」だと思うが、それぞれ『ベルセルク』『ドロヘドロ』という漫画作品の主人公である。 これまで、所謂「好きな異性のタイプ」というものをあまり意識したことがなか…

スプラトゥーンが下手な幽霊の話

友人の家に幽霊がいるらしい。 話というのはこうだ。男は数日間、家を空けて旅行に行っていた。もちろんその間、男の家には誰もいないはずである。にも関わらず、ゲームの『スプラトゥーン』のログイン記録と対戦記録が残っていたらしい。わたしはスプラトゥ…

死にたくなった時こそ観るべき!【元気が出すぎて死にたくなる!】おすすめ映画10選

三連休に代休をくっつけて四連休にした。 四連休、素晴らしい響きである。何でも出来る。どこへでも行ける。そんな気分だった。週始めから連休だけを楽しみに生きてきた。 が、いざ連休に入ると何もできなかった。木曜日、仕事終わりに同期と飲み、終電前に…

「頑張らずにダイエット」←やかましいわ

さっき会社からの帰宅道中、電車で携帯見てたのよ。そしたらアプリの通知あるじゃないですか、あの上からシュッて出てきてスンッて戻っていく、ひょっこりはんみたいなやつ。毎回毎回「うざ」としか思わないんだけど設定変えるのもダルくて放置してるやつね…

名を二つ持つ男と付き合っていた話

最近色々と悩みが多い。悩むというのは自分の向かうべき方向が分からなくなることに近い。つまるところ思考が迷子になっているのである。悩んでいない時は前、つまり未来を向いた思考が出来るが、悩んでいる時はそれが出来なくなる。問題を抱えている時、寝…

頭の中に幼児を飼っている

脳内に幼児がいる。年齢は特に決まっていないけど、大体2~5歳くらいを行き来している気がする。いきなりどうした、と思う人もいるだろうが、別に何かの比喩でもなく文面そのままの意である。わたしの脳内には赤ん坊が棲む。 だってもう耐えらんない。お仕事…

「ツイッターバズマシーン下乳」という新しい二つ名が誕生した経緯

男の友人をバイクの後ろに乗せて日帰りツーリングに行った。 帰宅後、一旦わたしの家に荷物を置いて飲みに繰り出そうとしていた折にラインが鳴った。大阪の友人からだった。 「これ黒ずみのことじゃない?」という文章と共にtwitter上のあるツイートのスクシ…

会話に向かない喫茶店

先日、男性と銀座の喫茶店に行った。その時の話をしたい。 店内にはほぼ全ての喫茶店がそうであるように、音楽BGMが流れていた。それは良い。程よい騒音は、人の心を落ち着かせる。沈黙が続いても、耳が暇しない。だが、この店は選曲が妙だった。 ジャンルで…

失言と手足のバタバタとわたし

わたしは失言が多い。特に酒を飲むとその傾向が強い。 まだ大阪に住んでいた頃、長年通い詰めていたバーで飲んでいた時のことだ。バーのマスターと、客はわたししかいなかったので二人で話していた。マスターが旅行に行ったそうで、話を聞いていた。他愛のな…

知らぬ間に叔母への進化を遂げる

三連休を使って、東京に母と長兄が遊びに来ていた。 ご飯を食べながら近況報告をし合っていた。以前から次兄が結婚するしないで揉めているという話を聞いていたので、進捗について尋ねた。 「結婚したよ」 「あ?」 予想外の答えに、ついヤンキーのような反…

楽曲『カーニバる?』のナオトインティライみへの敵いようもない敗北

うちはスカパーを契約している。休日は大体、MTVやスペシャなどの音楽番組を垂れ流しにしていることが多い。今日もMTVにチャンネルを合わせて流しっぱなしにしていた。 風呂に入って、髪の毛を拭きながら部屋に戻り、テレビに目をやった。ナオトインティライ…

駅構内の吊り広告に人間の一生を見る

夏頃、仕事で打ち合わせに赴くためにある駅に降り立った。 駅は都心からは外れていて、時間がゆっくりと流れているような下町情緒的な雰囲気のある街にあった。わたしは東京は隅から隅まで都会だと思っている節があるので、東京でも電車で30分そこら移動すれ…

撮影中の大絶賛は、心も身体もハダカにする

ちょっとした縁で、tiktokというアプリの撮影に参加した。撮影内容については関係がないので省かせてもらいたい。 多分ある程度若い人ならご存知だろうが、tiktokとは短尺動画共有のSNSである。アプリから提供される音楽クリップや短尺動画の音声に合わせて…

酔っぱらいの帰巣本能について

電車に乗っている時、目の前に酔っ払いが立った。サラリーマン風の中年男性だったが、露骨なまでに酔っていた。「酔っ払い」という概念すら知らない赤子でも、あれが酔っ払いだよ、と指さしてやれば「なるほど」と言葉を喋りだすんじゃないかと思うくらいに…

「世田谷」という単語を凶器に変える男

以前、同期が軽井沢に旅行に行ったとのことで、お土産を買ってきてくれた。「軽井沢美人」という名前の赤ワインだった。 地酒を貰うというのはとても嬉しい。ある場所でしか買えないという特別感があるし、地酒を飲むと何となくその土地を体験しているような…

tinderを使いこなすゴリラ in ハプバー

少し前に大学の時の友人と飲みに行った。その時の話をしたい。 まず本題に入る前にこの友人の説明をしておきたい。年齢はわたしと同い年の26歳。東京大学大学院卒。経済学専攻。twitterで事あるごとに「社会学はクソ」と発言して憚らない。ちなみにわたしの…

自画自賛するパン「ナイススティック」についての一考察

人の家で宅飲みをしていた。途中でつまみを買いに、深夜までやっている小さなスーパーに行った。わたしはパンを食べる習慣がない。嫌いではないが、米の方が断然好きだからだ。なので、パンコーナーではあからさまにやる気の無い顔をしていた。 日本において…

水族館やら動物園をどういうテンションで楽しめばいいのか

以前付き合っていた男性は「水族館が好きだ」と言った。 わたしは家族で出かけた経験がほぼ無く、友人も少ない方なので外出自体に慣れていなかった。そのせいで楽しみ方が分からないということもあるのだろうが、水族館や動物園といった「生き物が展示されて…

日常における映画の登場人物ぽいシーン番付ベスト3

私用と社用のスマホを二台とも画面を割ってしまったので、修理に出した店の隣にあるドトールでパソコンだけを持ってこれを書いている。 精密機器であるスマホを二台とも落として割る、白痴的行為については自分でもどうかと思う。なんならこのドトールに入っ…

「あ」の一文字で一体いくら稼ぐんだ

現在東京のお台場でやっているデザインあ展に行ってきた。同期の友人と三人で行った。「デザイン展行くとか業界人っぽくない?ひまだし」という、意識が低すぎて地下に潜ってしまったタイプの滑り出しだった。 わたしは予定を前々から立てていると前日や当日…

職場でずっと股間をまさぐる、刑務作業にも近い何か

最近ちょっと太った。人には指摘されない範囲内ではあるが、当社比で確実に肉がついた。わたしは太るとまず顔と腹に肉がつくタイプで、おまけに腹に関しては長いこと寝るか酒を飲むかの不摂生な生活を送っていたこともあり筋肉がほぼ無いため、太れば太った…

人は大人になるとうんこを拾うようになる

会社で内内の会議をしていて、話もまとまり皆パソコンを閉じた。誰が始めるともなしに雑談が始まり、何の流れだったか「泣いてしまう時」の話になった。 わたしが大学二回生だった頃、特に病んでいたわけでもないのだが、よくある洋服洗剤や柔軟剤のCMで、青…

意識が高すぎると人は残飯に価値を見出すようになる

この前20時か21時くらいまで会社で残業をしていて、さてそろそろ帰ろうかという時分に同期の男を見かけた。 この男はわたしが会社から割り当てられているコインロッカーの近くに座っているので、ひまな時に数分ほど立ち話をする。その時も「まだ仕事あんの~…

きれいな映画を観た後にふと思い出される女になりたい②

前半記事で松田龍平の伴侶が安藤サクラだ安藤サクラだと連呼しているが、松田龍平の妻は太田莉菜だった。安藤サクラの夫は江本佑だった。友人の指摘で気付いた。大変に恥ずかしい。にわかが丸出し。アホの展示会である。ちなみに友人は太田莉菜が大好きらし…

きれいな映画を観た後にふと思い出される女になりたい

mol-74というバンドの「エイプリル」という曲を仕事中に聴いた。 綺麗な映画を観たあとに ふと君を思い出した という歌詞があり、なんて良い歌詞なんだと感動した。 同時に、きれいな映画を観た後に思い出されるような女にわたしはなりたい、と思った。どん…

助走がなくても人は飛べる

ブログを始めた。 始めたといってもやる気は全然ない。この記事すら最後まで書けるか分からない。むしろ人間というものはこんなにやる気が無いのに何かを始められるんだ、という素直な発見があった。 でも一応続けていきたいので、やる気が皆無なのは良い兆…